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ニュース

富山の女性遺骨盗難事件止まらず

富山の墓地での女性遺骨盗難事件、26件とさらに
増えました。

遺骨を返して欲しければ・・・というような恐喝事件もないようだし、なにを考えているのやら・・・


何かしらの宗教を信仰している外国人から見ると、無宗教者が多い日本人に、結構な違和感を覚えるらしいですね。

無宗教=仏教という図式も言えなくもないですが、信仰という言葉がいかがわしく聞こえてしまうのも、日本人独特の感覚なのでしょうか?

もちろん、特定の宗教を信仰している人にとっては、「何言っているだ?」って感じでしょうけどね。


日本の宗教について考えるテレビ番組が以前あって、日本人は「先祖教」だ、との見解をとある著名人が語っていました。

これには、激しく同意できましたね。

お盆を代表として、8月には日本中の人間が、ジプシー顔負けの大移動を開始しますし、ガソリン代とか、滞在費だとか、そういう金銭的な負担のリスクよりも、ご先祖様へあいさつを優先する慈愛の感情は、変にお金を取る宗教よりも、ずっと宗教らしいでしょう。

子供の頃、お墓でかくれんぼして、親戚中のおじさんおばさんから怒られた事は、若干のトラウマを私に与えてくれますが、ご先祖様の眠る墓地で、遊ぶなんていけない事だと、大人になった今では、真摯に受け止める事もできます。

「罰当たり(ばちあたり)」という言葉も教育の手段として、とても有効でしょうからね。


だからこそ、今回のニュースの犯人達は、幼少の頃、こういったご先祖様を敬う気持ちをご両親から学ばなかったのかと、とても残念に思います。


富山県の墓地から、女性の骨つぼばかりを狙った盗難被害が相次いでいるそうで、盗難現場には、

「もらいました」

などと、不届きなメモ書きもあったそうです。


ただの嫌がらせなのか、骨つぼマニアなのか、盗難の起因となる理由は何だっていいです。

生きている人間を誘拐するのも、重大な犯罪ですが、遺族が大切にしているご先祖様を盗むなんて「罰当たり」にも程があります。

ご遺族の落胆する心情を日本人なら誰でも理解できますよね。


ご先祖様が何も言わないからって舐めていると、科学では解明できないような、とんでもない罰(ばち)が当たりますよ。

ていうか、当たりますように。




富山県東部の墓地から女性の骨つぼばかりを
狙ったとみられる盗難被害が、
相次いでいることが21日、分かったとの事。


女性の骨つぼ盗難相次ぐ=7市町で24個被害-「もらった」などメモ残す・富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000159-jij-soci

富山の墓地で女性の遺骨盗難26件「もらいました」のメモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080823-00000014-yom-soci

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